月刊バスケットボール5月号

【全国ミニバス2022】円座スポーツ少年団(香川県)が後半一気に差をつけて、茅野市スポーツ少年団(長野県)に勝利

 

後半、流れを掴んだ円座スポーツ少年団

 

3月30日、「第53回全国ミニバスケットボール大会」男子初日、茅野市スポーツ少年団(長野県)円座スポーツ少年団(香川県)が対戦。後半、オフェンスが機能した円座スポーツ少年団が48-25で勝利した。

 

【写真14点】茅野市スポーツ少年団(長野県)vs. 円座スポーツ少年団(香川県)フォトギャラリーはこちら

 

まずシュートを決めたのは、茅野市スポーツ少年団。チーム最長身177cmの#4渡辺夏が、インサイドでパスを受けてシュートを決める。すると、#8小林潤也も続くオフェンスでシュートを決める。対する円座スポーツ少年団は、#9黒川琉翔のシュートで初得点。両チームとも序盤から、どんどんシュートを放っていく。

 

その後、茅野市スポーツ少年団は、高さのある#4渡辺に入れて追加点を奪っていく。しかし、円座スポーツ少年団は#6渡邊樹絆、#9黒川、#8小倉誠麿が立て続けに得点。残り3分、#6渡邊がスティールからレイアップを決定。10-8とする。

さらに残り2分20秒、PG#5西村夏毅が決めて12-9に。これで円座スポーツ少年団はスターターの5人中4人が得点をあげる。

残り1分5秒、茅野市スポーツ少年団は#12矢島瑞基が右サイドからミドルシュートを決めてリードを広げさせない。1Qは、円座スポーツ少年団が14-11で終える。

 

2Qは、共にセカンドユニットで開始。序盤は、両チームともにシュートが入らない。クォーター初得点は、茅野市スポーツ少年団#6竹内叶汰。インバウンズを受けて、すぐさまジャンプシュートを決めて13-14と1点差にする。さらに#6竹内は残4分を切ったところで仕掛けてジャンプシュート。マッチアップの#4藤田快生(156cm)にブロックされるが、拾ってすぐさまシュート。これが決まって15-14と逆転に成功する。

防戦が続く円座スポーツ少年団は、残り2分を切ったところで#4藤田、チームNo.1の大食いという#10池田伊織が決めて、18-16とひっくり返す。さらに残り30秒、#11西村春摩がシュートを決めて20-18に。

茅野市スポーツ少年団は、終了間際に#14薄井倖輝が決めて20-20。同点でハーフタイムを迎えた。

 

3Q開始13秒、円座スポーツ少年団は#4藤田が決めると、#6渡邊もインサイドで1対1から得点。24-20とする。

離されたくない茅野市スポーツ少年団は、#6竹内が得意のハンドリングで#4藤田を抜いてスクープショットを決定。流れを止めたかに思えたが、円座スポーツ少年団は#6渡邊のフリースロー、#5西村がインサイドを切り裂いてレイアップを決めて27-22と、残り3分で5点差にリードを広げる。

しかし、離されたくない茅野市スポーツ少年団は残り2分、#4渡辺がスティールから速攻を決めて24-27とする。

 

終盤、円座スポーツ少年団は#6渡邊、182cmの#10池田と高さのあるプレーヤーを利用。共にポイントを上げて32-24とすると、クォーターラストプレーで#7今井遥也が速攻からブザービーターを決めて34-24と10点差をつけて3Qを終えた。

 

早めに差を詰めたい茅野市スポーツ少年団。だが、4Q序盤に流れを掴んだのは円座スポーツ少年団。土井京子コーチがチームの精神的支柱と語る#4藤田がタップシュートを決めると、#6渡邊もレイアップを成功。リードを広げていく。

 

茅野市スポーツ少年団は、クォーター序盤は#4渡辺夏がフリースローで挙げた1点のみに。オフェンスが停滞してしまう。逆に円座スポーツ少年団は、伸び伸びとプレー。追加点を奪っていき、残り50秒の#7今井の得点で46-25、21点差とする。

最後、#4藤田が速攻を決めて48-25。後半、オフェンスが機能した円座スポーツ少年団が、勝利した。

 

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