トロント・ラプターズの渡邊雄太がGリーグのラプターズ905に加わり、日本時間1月25日（北米時間24日）にホームとするパラマウント・ファイン・フーズ・センターで行われる対ウェチェスター・ニックス（ニューヨーク・ニックスのGリーグチーム）との試合に登録されることになった。渡邊がGリーグに加わるのは、ラプターズ入りしてからは初めてのことだ。

渡邊のほかダラノ・バントン、マラカイ・フリンもこの試合に登録される。ティップオフは日本時間25日の9時30分となっている。また、渡邊のトランスアクションに関するチームとしての意図、905に所属する期間などは発表されていないが、この試合に出場するとなれば実戦感覚を取り戻す意味でプラスに働く動きになりそうだ。

　トロント・ラプターズの次戦は、日本時間翌26日午前9時（北米時間25日午後7時）ティップオフの対シャーロット・ホーネッツ戦。この試合に向けた渡邊のステイタスは、北米時間24日午後4時30分付のインジャリーレポートに名前が記載されていないことから出場可能な状態だ。

　渡邊は今シーズン、19試合で平均17.0分間の出場時間を得、5.7得点、3.4リバウンド、0.8アシスト、0.4スティール、0.5ブロックというアベレージ。開幕からの長期離脱から復帰後、キャリアハイを更新する26得点、13リバウンドのパフォーマンスを含めダブルダブルを2度記録するなど成長ぶりを示していた。しかし、年明けに新型コロナウイルス感染拡大抑止策の安全衛生プロトコル入りした後、戦列に戻っても本調子を取り戻すことができず、直近7試合では2試合で不出場。また出場した5試合ではフィールドゴールが1本も決められておらず得点はフリースロー2本による2得点にとどまっている。

☆Gリーグ公式サイトのラプターズ905対ウェチェスター・ニックス戦関連ページ

☆ラプターズ905公式ツイッター

文／柴田 健（月バス.com）
（月刊バスケットボール）