月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2022.01.06

B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWA、新型コロナウイルスの急速な感染拡大の影響で2年連続の中止が決定

 Bリーグは、1月14日(金)・15日(土)に沖縄アリーナで開催予定だったB.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWAの開催中止を発表した。


昨年末からの急速な感染拡大傾向の中でも、Bリーグは沖縄県、沖縄市と開催に向けて前向きに連携を図り、協議を進めてきた。しかし、出場すべきプレーヤーの半数近くに陽性判定が確認され、開催日までに欠場が多数生じる可能性も高いことから、中止の判断に至った。


チケットの払い戻しについては、今後詳細が決定しだい、Bリーグ公式サイト等で発信される。

 

 国内のバスケットボール界では、急速な感染拡大がデータとしても確認されている。12月21日実施のBリーグ統一検査(B1・B2全クラブ対象、総検査数991)では、陽性例はゼロ。しかし、1月5日に開催予定だった天皇杯準々決勝2試合に出場予定だったプレーヤー2人が陽性判定を受け、両試合は開催前述および当日に相次いで中止となった。さらに6日のBリーグオールスターゲーム中止のリリースによれば、オールスターに選出されたプレーヤー27人中12人が陽性判定もしくは濃厚接触者見込みとなっている。

 

 沖縄でのBリーグオールスターゲームは当初、2021年の開催が2019年9月16日に決定。その後2020年2月18日に、台風等の影響により沖縄アリーナ竣工が遅れたことなどから開催を2022年に変更し、現在に至っていた。

 


●島田慎二チェアマン コメント


「B.STYLE」をテーマに掲げ、B.LEAGUE ALL-STAR GAMEによって開催地を元気にしたいという想いを強く持っているだけに、2年連続開催中止となったことは大変残念でなりません。


開催に向けて、沖縄県、沖縄市をはじめ、多くのみなさまのお力添えをいただきながら、準備して参りました。ご協力を賜りました、沖縄県、沖縄市、沖縄県バスケットボール協会、パートナー各社の皆様、メディアの皆様、関係者の皆様には本当に感謝申し上げます。


そしてファンの皆様には、2年連続の中止となり、残念な思いをされている方も多くいらっしゃると思います。大変申し訳ございません。


私といたしましても、過去最大、最高のオールスターを見ていただくことで、新型コロナウイルス感染症で閉鎖感のある世の中において、少しでもみなさまに笑顔になっていただけると確信していただけに、非常に残念です。


オールスターは中止となりましたが、同日に何かファンの皆様が楽しんでいただけるコンテンツは配信するよう検討しております。また、厳しい感染状況の中でもファンの皆様のご協力も頂きながら、リーグ戦の開催が許容されている限り、強い意志をもってリーグ戦を続けてまいります。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。


(月刊バスケットボール)



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