月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2021.12.26

千葉ジェッツの大倉颯太がB1で3度目のデビュー

 東海大学の主力として先のインカレでも活躍した大倉颯太(東海大学4年生)が、千葉ジェッツのプロ契約プレーヤーとして12月25日の対サンロッカーズ渋谷戦で今シーズンの公式戦デビューを果たした。5分41秒間コートに立った大倉は、スティール1本を記録している。

 

 大倉は過去2シーズンにも千葉ジェッツで特別指定選手としてプレーした。しかしシーズンは、今年2月14日に船橋アリーナで行われた対信州ブレイブウォリアーズ戦で右ヒザ前十字靭帯断裂、内側側副靭帯断裂、半月板損傷の大けがを負い離脱。以降はリハビリに専念することとなった。


昨シーズン中ジェッツでプレーした4試合の大倉は平均4.8得点、フィールドゴール成功率46.2%、3P成功率50.0%、フリースロー成功率80.0%と、コンボガードとしての成長とポテンシャルの高さを感じさせるプレーを見せていた。その後、10月31日に行われた関東学生リーグの対早稲田大学戦で当初の見込みより早い実戦復帰を果たし、インカレでもチームを準優勝に導く活躍を見せ現在に至っている。

 

2020-21シーズンの対アルバルク東京戦での大倉(写真/©B.LEAGUE)

 

 なお、特別指定選手として同時に入団が発表された二上 耀(筑波大学4年)は、この日はベンチ入りしていない。二上は身長190cmのシューティングガードで、U22日本代表に招集された経歴がある。今年のインカレでは、総得点ランキングで3位に入ったスコアラーだ(5試合で63得点、平均12.6得点)。

 

写真提供:佐藤雅美

 

アイキャッチ画像/©Tokai Univ. SEAGULLS/Photo:Masaki Kikkawa 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



PICK UP