月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2021.12.25

渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス)が12.25からエントリー可能な状態に

 9月に右橈骨頭を骨折した後、戦列を離れて治療とリハビリに取り組んでいた琉球ゴールデンキングスの渡邊飛勇がインジュアリーリスト抹消の手続きを行い、12月25日(土)の対横浜ビー・コルセアーズ戦からエントリー可能な状態となった。

 


写真/©Ryukyu Golden Kings

 

 ハワイ出身で身長207cmの渡邉は、6月に琉球ゴールデンキングス入りした後、男子日本代表の一員として東京2020オリンピックに出場した。しかし、9月4日に行われた秋田ノーザンハピネッツとの練習試合中に右橈骨頭を骨折。同7日に手術を受け、当初は全治4-5ヵ月とられていた。


207cmの長身に加え、高校時代までバレーボールをやっていた渡邉はバネもある。本人のコメントによれば即刻完全復帰との見方はできないものの、非常に順調な回復経過とは言えるだろう。12月24日時点でリーグ全体トップの18勝3敗という好成績を残しているキングスに、開幕前に期待したフロントラインの厚みが、思っていたよりも早い段階で備わることになりそうだ。

 

☆渡邉飛勇コメント

 今は1月中に完全に復活する事を目標に、スタッフとチームと共に励んでいます。1対1や3対3の練習を徐々に増やし、最終的に5対5でバスケットボールをできるまでに仕上げていきたいです。
水曜日にチーム練習に少し参加したとき、チームメイトが拍手で迎えてくれ、少し恥ずかしかったですが本当に良い気持ちになりました。これまでコートサイドで練習を見ていた頃と比べ、短い時間ですが仲間と共にプレーできたことはモチベーションに繋がりました。右肘も着実に回復していますし、またコートに戻れることを楽しみにしています。

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



PICK UP