【インカレ2021】注目選手 VOL.2/飯尾文哉(日本大)&バイ・クンバディヤサン(拓殖大)
飯尾文哉(日本大#22/3年/187cm/G/洛南高)
強気な姿勢で引っ張る
頼もしきシックススマン
春のトーナメントで日本大を優勝に導き、ベンチ出場ながら最優秀選手賞に選ばれた飯尾。今年のリーグ戦でも厳しいマークを物ともせず、攻防にわたり強気なプレーを見せて敢闘賞に選ばれた。
#3米須玲音や#12コンゴロー・デイビットら、主力に1年生が多い中で、飯尾は「試合に出る4年生が少ない中で、1年生の頃から試合に出ている自分が3年生でもチームを引っ張ろうという気持ちでいます。下級生には『何でも言っていい』と言っていて、実際いろいろ意見を言ってくれるのでコミュニケーションは取れていると思います」と言う。強気な姿勢でどんなときもチームを引っ張る頼もしきシックススマンが、インカレでも躍動しそうだ。
バイ・クンバディヤサン(拓殖大#23/4年/188cm/C/岐阜女高)
高さを生かしたプレーで存在感
キャプテンとしてもチームを力強くけん引
秋の関東リーグでは総得点ランキングで3位、長い手足を生かしてトータルリバウンドでも8位(タイ)という成績を残したバイ・クンバディヤサン(188cm)。リバウンドでは1年生のンウォコ・マーベラス・アダクビクター(185cm)も6位となっており、2人揃って拓殖大の高さを誇示する存在となっている。そして両選手の活躍により、拓殖大は春の関東トーナメントでのベスト16から、秋の関東リーグでは3位と上昇傾向を見せている。
今年は佐古愛とともにキャプテンも務めているクンバディヤサン。インカレは4年間の大学生活の締めくくりとなる大舞台だ。拓殖大は平成20年、22年と2度の優勝を数えるが、同大を11年ぶり3度目の優勝へと導くべく、クンバディヤサンが挑む。
(月刊バスケットボール)