月刊バスケットボール6月号

ザック・モーア(大阪エヴェッサ) - FIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window1男子日本代表候補名鑑

©B.LEAGUE

ザック・モーア (24) SF 198cm/95kg 大阪エヴェッサ(ブリティッシュコロンビア大学/アメリカ)
キースタッツ(Bリーグ): G=12(4) M=15:14 P=3.1 FG%=41.9% 3P%=23.5% FT%=87.5% R=3.8 A=1.2 TO=0.3 S=0.92 B=0.08

G=出場試合数(先発回数) M=出場時間 P=得点 FG%=フィールドゴール成功率 3FG%=3P成功率 FT%=フリースロー成功率 R=リバウンド数 A=アシスト TO=ターンオーバー S=スティール B=ブロック

 

 ワシントン州(アメリカ)出身のモーアは日本国籍を持っている。大学時代はNCAAディビジョン1のシアトル大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校を経てカナダのブリティッシュコロンビア大学へと転籍を重ね、今夏大阪入りとなった。


現時点ではまだ突出した確率を出せていないが、サイズを伴ったシューターで、大阪が期待を寄せる存在だ。大学時代はシアトル大での2年生時(2016-17シーズン)がベストイヤーで、平均10.4得点、3P成功率37.9%、3.9リバウンドという記録が残る。この年は30試合に出場し、そのうち16試合でスターターを務めた。3P成功数74本はチームトップだった。8本の3Pショットを決めて33得点を奪った試合もあったほど、爆発力も示したシーズンとなっている。

 

 Bリーグで出場した12試合の中では、10月23日の対信州ブレイブサンダーズ戦で記録した8得点がキャリアハイ。このときは3Pショットを4本中2本成功させ、7リバウンド、4アシストも記録している。

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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