月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.09.26

八村 塁、ワシントン・ウィザーズのトレーニングキャンプ開始には帯同せず

 ワシントン・ウィザーズは9月25日にトレーニングキャンプに関する最新情報を公開、八村 塁がキャンプのスタートにはチームに帯同しないことが明らかとなった。詳細な事情の説明はなされていないが、八村の不在はチームが了解しているものであり、続報は追って発表されるとのことだ。

 


八村は東京2020オリンピックで日本代表のオフェンスの核として活躍し、3試合で平均22.3得点、6.7リバウンド、2.0アシストを記録。その後は契約スポンサーのプロモーション活動などで元気な姿を見せていた。

 

 トミー・シェパードGMが23日に行われたズーム会見では、今夏のオリンピックや昨シーズンのプレーオフで得た経験を助けに、さらなる飛躍を期待するコメントが聞かれた。翌日新任ヘッドコーチのウェス・アンセルドJrも、ズーム会見で「ロッカールームでいろいろと話してくれる重要な存在になってくれると思います。そういったこと(オリンピックヤープレーオフ)は疑似体験ができない類いのものですからね」と話しており、NBAでの3シーズン目も首脳陣が期待を寄せる存在だ。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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