月刊バスケットボール6月号

NBA

2021.09.17

八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)、アスリートイメージ総合7位タイにランクイン

 2021年8月に大手広告代理店などが実施したアスリートイメージ評価調査で、八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)が総合ランキング7位に名を連ねた。1位はMLBの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)。以下、2位にはフィギュアスケートの羽生結弦(フィギュアスケート)、3位はサッカーの久保建英(リーガ・エスパニョーラ、マジョルカ)が続いた。


八村は総合ランキング以外に、「存在感がある」アスリートの4位にもランクインしていた。

 

 2021年3月の調査でも、八村は総合ランキングで単独7位、「勢いを感じる」アスリートで3位に入った。このときは渡邊雄太(トロント・ラプターズ)も、「常にチャレンジ精神を持ち続けている」アスリートの3位だった。

 

 最新の調査結果には、東京2020オリンピックも影響していただろう。総合/各種のランキングには、同大会で活躍した数々のアスリートが名を連ねている。日本代表の一員として同大会に出場した八村は、チームでトップ、大会全体でも4位にあたる平均22.3得点を記録し、世界に対して日本がバスケットボールという分野で対抗できる可能性を強く感じさせた。

 

 八村のNBAにおける目覚ましい活躍も、もちろん認知度や好感度を高めた大きな要因に違いない。2020-21シーズンには、ルーキーだった前シーズンを上回る平均13.8得点、フィールドゴール成功率47.8%、3P成功率32.8%を記録し、日本人プレーヤーとして初めてプレーオフの舞台に立ち、歴史を作っていた。

 

NBAでも日本代表でも飛びぬけた実力を示している八村は、アスリートイメージ総合7位タイに名を連ねた(写真/©fiba.basketball)


このアスリートイメージ評価調査は、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区 社長:矢嶋弘毅 以下博報堂DYメディアパートナーズ)と株式会社博報堂DYスポーツマーケティング(本社:東京都港区 社長:横溝健一郎)、データスタジアム株式会社(本社:東京都港区 社長:菅原均)が行ったもの。調査の主な目的は、CMキャスティングに使用する基礎データとして活用することで、調査対象としたアスリートの認知・好意度のほか、独自に構築した29項目のイメージ評価が含まれている。

 

☆ アスリートイメージ評価/2021年8月

 

■ 総合ランキング
1位:大谷翔平(野球) 
2位:羽生結弦(フィギュアスケート) 
3位:久保建英(サッカー)
4位:池江璃花子(水泳) 
5位:清水希容(空手) 
6位:橋本大輝(体操)
7位:八村 塁(バスケットボール) 
7位:上野由岐子(ソフトボール) 
9位:伊藤美誠(卓球)
10位:石川祐希(バレーボール)


■ 各種ランキング


・「知性的な」アスリート
1位:羽生結弦(フィギュアスケート)
2位:清水希容(空手)
3位:稲葉篤紀(野球)
4位:水谷 隼(卓球)
5位:大谷翔平(野球)

 

・「純粋な」アスリート
1位:西矢 椛(スケートボード)
2位:四十住さくら(スケートボード)
3位:平野美宇(卓球)
4位:大谷翔平(野球)
5位:池江璃花子(水泳)
5位:入江聖奈(ボクシング)

 

・「爽やかな」アスリート
1位:橋本大輝(体操)
2位:大谷翔平(野球)
3位:石川祐希(バレーボール)
4位:大橋悠依(水泳)
5位:五十嵐カノア(サーフィン)

 

・「明るい」アスリート
1位:入江聖奈(ボクシング)
2位:伊藤美誠(卓球)
2位:阿部 詩(柔道)
4位:西矢 椛(スケートボード)
5位:村上茉愛(体操)

 

・「存在感がある」アスリート
1位:大谷翔平(野球)
2位:羽生結弦(フィギュアスケート)
3位:田中将大(野球)
4位:八村 塁(バスケットボール)
5位:上野由岐子(ソフトボール)

 

・「勢いを感じる」アスリート
1位:大谷翔平(野球)
2位:久保建英(サッカー)
3位:橋本大輝(体操)
3位:堀米雄斗(スケートボード)
5位:西矢 椛(スケートボード)


■ 調査概要 ■
・調査方法: Web調査
・調査地区: 首都圏+京阪神圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)
・調査対象: 対象エリア在住の15~69歳男女
・有効回収サンプル数:600サンプル
・調査期間:2021年08月23日~08月24日

 

(月刊バスケットボール)



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