主力2名を欠く三河が接戦勝ち! 比江島が勝負強さを見せる
エースとして申し分ない活躍を見せた三河#6比江島 ホーム初戦を横浜文化体育館で戦った横浜にとって、10月21、22日に横浜国際プールで行われた三河戦は慣れ親しんだ“ホーム”に帰ってきた形だ。昨シーズンも横浜国際プールで幾多のドラマを演じ、ブースターを熱狂させてきた。そのため21日は雨が降り続く中とはいえ、試合開始前から多くのブースターが集まった。 ただチームとしては4連敗中でケガ人も多い状況。そういう状況下で、強豪の三河に対しどのような戦いを繰り広げるかに注目が集まった。対して三河はここまで5勝1敗と好スタートを切っているクラブだ。 この試合、三河の#0橋本、#14金丸がケガのため欠場。それでも今シーズンは#12西川、#16松井が加わったことで、選手層がアップし、金丸の代わりに西川がスタートに名を連ねた。 序盤は三河#32桜木、横浜#1川村が好調で、ともにまずまずの立ち上がり。ここで我慢し切れなかったのは横浜。#15佐藤、#34サビートが三河の力強いインサイドの前にファウルトラブルに陥り、レフェリーに対してもフラストレーションを溜めてしまう。 そこでインサイドが手薄になった横浜はゾーンディフェンスを仕掛けるが、松井と#3オルトンが3Pシュートを沈め、三河がリードを広げる。その後も三河は攻撃の手を緩めず、オルトンの3本のダンクなどで点差は最大13点まで拡大する。
順調に得点を挙げた横浜#1川村は試合直後に悔しさを露わにした ここで横浜は粘りを見せた。桜木がベンチに退いた間に、三河は内外角の連係に綻びが出ると、横浜が途中出場の#0細谷、#4パーマーを起点に反撃を開始。2人のアグレッシブなドライブでフリースローを獲得し、66−69の3点差までつめる。