FIBAワールドカップ2023地区予選、8.31(火)に組み合わせ発表式典
FIBA(国際バスケットボール連盟)は、ヨーロッパ中央時間の8月31日正午(日本時間同日20時)から、2023年に開催されるFIBAワールドカップ2023の予選に関する組み合わせ発表式典(The Official Draw Ceremony for the FIBA Basketball World Cup 2023 Qualifiers)を開催する。この式典はスイスのミー(ドイツ語読みではミース)にあるパトリック・バウマン記念ハウス・オブ・バスケットボール(The Patrick Baumann House of Basketball)で開催され、FIBA公式YouTubeチャンネルを介して全世界にライブ配信されるとのことだ。
FIBAワールドカップ2023は8月25日(金)から9月10日(日)までで、フィリピン、日本、インドネシアの3ヵ国が開催国。複数の国・地域で開催されるのは大会史上初めてのことだ。本大会期間中は、グループラウンドを沖縄とインドネシアの首都ジャカルタで行い、決勝トーナメントはフィリピンの首都マニラに舞台を移して行われることになっている。沖縄での試合会場は、今年4月にオープンしたばかりの沖縄アリーナだ。
開催国となる3ヵ国の中で、日本とフィリピンは開催国枠での本大会出場権が両国ともすでに認められている(予選には出場する)。インドネシアに関しては、現時点で開催国枠での出場が認められていないが、2022年7月に同国で開催予定のFIBAアジアカップ2021で16チーム中8位以内に入ることを条件として、開催国枠が与えられることが公になっている。
世界各地で行われる予選は、アフリカ、アメリカ、アジア・オセアニア、ヨーロッパの4つの地区に別れ、2021年11月から2023年2月までの15ヵ月間をかけて行われる。本大会に出場できるのは32チーム。各地区で予選に出場するチームは80チームに上り、ホーム&アウェイの6ウィンドウが行われる試合数は、4地区合計で420に及ぶという。
☆FIBAワールドカップ2023地区予選出場チーム数と本大会出場枠数
アフリカ 出場:16チーム→本大会出場枠:5
予選方式解説ビデオ(英語=以下同)
アメリカ 16チーム→本大会出場枠:7
予選方式解説ビデオ
アジア・オセアニア 出場:16チーム→本大会出場枠:6
予選方式解説ビデオ
ヨーロッパ 出場:32チーム→本大会出場枠:12
開催国枠: 2(日本、フィリピン)
※インドネシアがFIBAアジアカップ2021でベスト8以上の成績を収めた場合は、同国の開催国枠での出場が認められると同時に、アジア・オセアニアからの本大会出場枠数が6から5に削減される
文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)