月刊バスケットボール5月号

女子日本代表、フランス撃破でメダル確定! アメリカ代表と8.8頂上決戦

目標の金メダルまであと一つ! 町田のプレーメイクはこの試合でも強烈な冴えを見せていた(写真/©fiba.basketball)

 

 5人制バスケットボールの女子日本代表が、東京オリンピックの準決勝でフランス代表に87-71で勝利し、決勝進出を決めた。オリンピックでの決勝進出は日本のバスケットボール界では史上初。銀メダル以上が確定し、輝かしい歴史の新たなる1ページを綴った。

 

 ポイントガードの町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)はこの試合で、1試合での個人アシストのオリンピック新記録となる18アシストを記録し、勝利に花を添えた。町田は得点も9。チームメイトとの連係の中で、あと1得点でダブルダブルという強烈にインパクトのある大活躍だった。

 

 また、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)が17得点に7リバウンド、宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)が14得点、7リバウンドに2スティール。2ケタ得点の両者を含め、日本代表は12人全員が得点を記録するという、まさに総力を挙げての快勝だった。

 

 これで8月8日(日)の決勝戦では、ホーバス トムHCが5年間志してきた日米対決が実現することとなった。ドラマのクライマックスはまだまだこれから。ティップオフは午前11時30分だ。

 

ついにオリンピックの決勝進出! 女子日本代表はまた一つ歴史を塗り替えた(写真/©fiba.basketball)

 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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