月刊バスケットボール5月号

国体4日目・少年男子は京都、女子は岐阜が優勝!!

国体4日目、少年男女の決勝が行われ、高校タイトルの2冠目を獲得したチームが決定した。 少年男子の決勝は福岡と京都の対戦に。福岡はインターハイ優勝の福岡大附大濠と同ベスト4の福岡第一、京都は東山と洛南の混成チームで、ともに強豪校の選手が質の高いプレーを披露した。 立ち上がりは互い得点を奪い合うが、京都が⑥津田のドライブなどでリード。しかし、2Qは福岡⑭井上がペイント内で大活躍。福岡が39‐38と逆転して後半に入る。 後半は再び京都が流れをつかむ。⑮クリスティンのインサイドで10点近くリードを広げ、その後、福岡⑪中田の3連続3Pシュートで同点に追い付かれるが、4Qは機動力を生かして京都がリードを獲得。最後まで攻撃の手を緩めず、95‐82で京都が2連覇を達成した。

インサイドを掌握した京都⑮クリスティン

勝負強くシュートを沈めた福岡⑪中田   対して女子の決勝は岐阜女単独の岐阜と、東京成徳大、八雲学園の混成チームの東京。 1Qで⑧クンバのインサイドや④石坂の3Pシュートでリードした岐阜が2Qでもリードを維持して49 ー36で前半終了。 このまま岐阜ペースかと思われたが、得点能力の高い選手がそろう東京が追随。特に⑦大原がクンバを相手にうまい攻めで得点。さらに岐阜は⑤池田のファウルトラブルもあり、流れは東京に。一時は2点差まで詰めたが、クンバが本来の動きを取り戻した岐阜が得点を重ねると、東京はその後得点が伸びず、岐阜が振り切った(88‐75)。 岐阜女にとっては3冠獲得に王手がかかった。  

24得点を奪う活躍を見せた東京⑦大原

流れが悪いときにディフェンスで踏ん張った岐阜 〈決勝〉少年男女の試合結果   【少年男子】 京都 95‐82 福岡   【少年女子】 岐阜 88-75 東京   日本バスケットボール協会特設サイト http://kokutai2017.japanbasketball.jp   愛媛県バスケットボール協会 http://ehime-basketball.sakura.ne.jp (月刊バスケットボール)

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