国体1日目・少年女子の山口④西田が60得点!
愛媛を舞台に本日開幕した国体は、男女成年&少年とすべてのカテゴリーで1回戦が行われた。 女子は成年、少年ともにタオルで有名な今治市にて熱戦が繰り広げられたが、その中でビッグプレイを見せたのが少年女子のオープニングゲームに登場した山口。試合は序盤、秋田に先行される展開となったが、山口は④西田の1対1からの得点で追随。前半を終えて42-37と逆転に成功した。 一方、追いかける秋田も④髙橋や⑧村上が最後まで積極的にリングに向ったが、山口の西田を止めることができず。終わってみれば、後半もドライブやジャンプシュートから点を取り続けた西田が60得点! 山口が90-74で2回戦へとコマを進めた。 脅威の60得点となった山口の西田は、所属する徳山商工高でもポイントゲッター。実は昨年のインターハイ県予選決勝で0.9秒でブザービーターの逆転シュートを決めた選手だ。 当時、テレビなどで取り上げられたこともあり、まだその劇的勝利は記憶に新しいところだが、3年生となった今年は、同大会決勝を81-73で勝ちインターハイに出場。しかし、インターハイでは後にベスト4となる明星学園の前に「自分たちのバスケットができませんでした」(西田)と、初戦で敗れていた。 そんな悔しさを持ちながら挑んだ今大会。「私は背が小さいのでリング下で簡単にシュートを打つのではなく、フェイクを入れることを意識しました」と、技ありのシュートを次々と沈めた西田。その西田を擁する山口は明日、インターハイ覇者の岐阜女単独チームである岐阜と対戦する。勢いに乗る山口が夏の女王相手にどんな戦いを見せるのか、注目の一戦は10時ティップオフだ。