【沖縄全中2017】準決勝の見どころ(男子)
沖縄県で開催中の全中は、8月25日、大会最終日を迎える。男子のベスト4に勝ち上がったのは、兵庫・高須、福岡・西福岡、新潟・鳥屋野、沖縄・コザの4チーム。地元コザの躍進が光るほか、3チームは順当に勝ち上がってきたと言えるだろう。 準決勝のうち、高須と西福岡の対戦はかなり見ごたえのある試合になるはず。特に高須のコンゴからの留学生、毎試合40得点を悠に稼ぐ204cmの⑩デイビッドを、最高身長でも185cmという西福岡がいかに守るかに焦点が集まるだろう。また、西福岡は堅いディフェンスに加えて、昨年から経験を積んできたメンバーが多く、息の合った連係で的を絞らせない鮮やかなオフェンスも武器。それでもリング下に君臨するデイビッドの高さにはどこのチームも苦しめられており、西福岡と言えど、これまでのようには楽に得点することは難しそうだ。一方の高須は、技術では西福岡に劣るとは言え、187cmの④丸山をはじめ全国ミニバス大会でも準優勝したときのメンバーが主力となり、大舞台での経験値は豊富。特に勝負どころを見極め、ここぞという場面でブレイクに走るしたたかさがあり、その速攻・遅攻の使い分けが明日の準決勝でもカギを握りそうだ。