高校女子の関東大会は昭和学院が山村学園に逆転勝ち!
2015年6月6~7日、富士北麓公園体育館(山梨県)などで、第69回関東高校女子選手権大会が開催された。今年もA・Bブロック各16チーム、全32チームが集結。それぞれインターハイ予選に弾みをつけようと、しのぎを削った。
準決勝をそれぞれ快勝で勝ち上がったのは、昭和学院(千葉1位)と山村学園(埼玉1位)。両チームは関東新人大会でも決勝で対決しており、その際は昭和が山村を20点差で圧倒していたが、今回は同じ展開とはいかなかった。
前半は完全に山村ペースだった。#6渡邉の3Pや#9佐坂のインサイドプレイを中心に得点を重ね、ディフェンスでは激しくプレッシャーをかけて昭和に気持ち良く攻めさせない。前半残り2分にはこの試合最大となる16点差(40-24)を付ける。
だが昭和は慌てなかった。#8赤穂、#5中村がファウルを獲得し、前半終了間際には#14笠置が3Pを決めて点差を一桁に。後半もインサイドを果敢に攻め、山村の主軸となる渡邉、佐坂をファウルアウトさせて形成逆転した。食らい付く山村を振り切り、78-68で関東⼤会を制した。
最後は昭和が地力の差を見せつけたが、山村も大きな手応えをつかんだ様子。「ディフェンスなど、前半自分たちのやるべきことができたのは大きな収穫でした。今年は全国ベスト4以上が目標。インターハイに向けて、さらにレベルアップを図りたい」と山村・下田コーチは大会を振り返った。
◇関東高校女子選手権大会の詳しい模様は、月刊バスケットボール8月号にて掲載!