月刊バスケットボール6月号

明星学園と八雲学園がインハイ東京女子代表に決定!

 インターハイへの出場権を、明星学園、八雲学園、東京成徳大、実践学園の4校で争っていた東京の女子。4校によるリーグ戦を6月25日~27日の3日間で行い、戦績上位2校が出場権を獲得する方式だが、2日目を終了した時点で、明星学園と八雲学園が2勝0敗、東京成徳大と実践学園が0勝2敗に。最終日を待たずに東京女子代表は明星学園と八雲学園に決定した。

 

 

 このうち明星学園は、一昨日(6月25日)実践学園を111‐71で下すと、昨日(6月26日)は東京成徳大に64‐53で勝利。1Qでは東京成徳大#4佐坂光咲の3Pや#11天野希咲、#8山宮好葉のドライブなどで10点近く離される場面もあったが、交互に出てくる2人の留学生#85アダム・アフォーディア、#47アディクベ・エスターのインサイド、#18池田凜、#33菅野響、#75佐藤桃菜のリングへのアタックなどで2Qで逆転に成功すると、4Q序盤までに48‐35とリードを広げていく。その後、東京成徳大・山宮のジャンパー3本、佐坂の3P2本などで残り2分48秒で58‐53と5点差まで詰められるが、ここから持ち前の厳しいディフェンスを見せた明星学園。東京成徳大の得点を0に押さえる一方、#76梅村成理のリバウンドシュート、佐藤のミドルシュートなどで加点し東京成徳大を振り切った。

 

 

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 もう一つの出場権を獲得した八雲学園は、スタメンの#4久米田琉菜、#5藪未奈海、#6中村愛美、#7山田優歩、#8三浦向日葵が5アウトで戦うのが最大の特徴。リード&リアクトなど動きの連携も合っており、一昨日は東京成徳大に103‐72、昨日は実践学園に103-58とどちらも100点以上を奪い勝利。このスタメン5人は5人ともに3Pがあり、それでいてパス、ドライブ、ジャンパーもうまいオールラウンダー。ディフェンスでも読みがいいので、攻守でバランスのいいバスケを展開できるのも今年のチームの特徴となっている。

 

 

 今日、最終日は実践学園×東京成徳大、明星学園×八雲学園の試合が行われる。インハイ出場権は既に決まってしまったが、どんな最終順位になるのかも楽しみだ。

 

 



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