技術&戦術

2021.06.13

月バスSet Play of the Week(169)ホークス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 若き司令塔のトレイ・ヤングを中心にプレーオフでも奮闘するアトランタ・ホークス。シューターのボグダン・ボクダノビッチやオールラウンダーに成長中のジョン・コリンズなどの活躍もあり、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのシリーズでは初戦を白星でスタートするなどの素晴らしい試合展開を見せた(現在1勝2敗)。そんなホークスのゲームオープニングで使ったセカンダリーブレイクを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…トレイ・ヤング
②(SG)…ボグダン・ボグダノビッチ
③(SF)…ソロモン・ヒル
④(PF)…ジョン・コリンズ
⑤(C)…クリント・カペラ

 

【A-1】
ディレイから①がボールキャリー、②・③がディープコーナー、④・⑤が右サイドを走り、ジャンプボールからセカンダリーブレイクが始まる。
④・⑤が②にスタッガードスクリーンをセットし、②はトップへ。そのまま②は①にボールスクリーンを仕掛け、①は右サイドへ。

 

【A-2】
②はポップして①からのパスをレシーブ。④はコーナー、⑤はダンカースポットへカットし、スペーシングをする。②はカウンターでドライブして得点を狙う。

 

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(月刊バスケットボール)



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