月刊バスケットボール5月号

【高校バスケ】関東大会2021/男子注目選手

久岡 賢太郎

前橋育英④/3年/PG・SG/180cm/太田西中)

 

 

 姉はアランマーレの久岡真歩子、兄はアースフレンズ東京Zで前橋育英のOBでもある久岡幸太郎というバスケ一家育ち。昨年メキメキと得点力を伸ばし、昨年のウインターカップでは2年生ながらスタメンに名を連ねて経験を積んだ。九州学院との2回戦では敗れたものの、3Pシュート3本を含む16得点2アシストをマーク。キャプテンを務める今年は、オフェンスの起点としてますますの活躍が求められる。

 

 

関河 虎南

正智深谷④/3年/SG/180cm/藤沢中)

 

 

 昨年のウインターカップは2年生ながらスタメンで出場し、ベスト8進出に貢献した関河。全国のメインコートではなかなか得意の3Pシュートが決まらなかったものの、果敢にアタックしてファウルをもらい、15得点を挙げるなど仕事を果たした。今年はガードとしてパスを回しつつ、さらに磨いた3Pシュートでチームを引っ張る構え。さらに「今年はキャプテンになったので、周りを見て声をかけながらチームをまとめていきたいです」と意気込んでいる。

 

 

前田 健冴

桐光学園④/3年/SG/182cm/立川八中)

 

 桐光学園の新キャプテンを務める前田は、ミニバス時代からの豊富なキャリアと高いシュート力を持ち、本誌のチーム取材時には当時1年生ながら3Pシュートを連続12本決めたほど。さらにはチームのモットーである「堅守速攻」を体現する存在で、いぶし銀のディフェンスから速攻の先陣を切る脚力も魅力だ。司令塔を務める同級生・谷口律との息の合ったコンビネーションプレーにも期待したい。

 

 

佐伯 峻介

土浦日本大④/3年/SG/186cm/旭中)

 

 2019年に行われた茨城国体で、当時1年生ながら茨城の得点源の一人として活躍したのが佐伯。その国体ではベスト4に入ってメインコートを経験し、大舞台でも物おじせず積極的にシュートを狙っていた。自チームでは1、2年時、なかなか試合経験に恵まれなかったものの、最上級生となった今年はキャプテンに就任して4番をつけることに。プレーだけでなく、声かけなどのリーダーシップにも注目したい。

 

(月刊バスケットボール)



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