月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.05.06

八村 塁(ウィザーズ)が日本時間5月6日のバックス戦を欠場、日本人対決に三たび暗雲

 本契約下でプレーする日本人同士、渡邊雄太と八村 塁の歴史的NBA対決が期待される日本時間5月7日(金=アメリカ時間6日の木曜日)のトロント・ラプターズ対ワシントン・ウィザーズ戦を前に、八村の体調に異変があり前日の対ミルウォーキー・バックス戦を欠場するとの知らせが舞い込んだ。この試合の前に行われた両チームの会見で確認された情報だ。
この日の試合前会見を控えチェックしていた現地時間午後1時30分公開のインジャリーレポートでは、そのような情報はなかった。しかし、試合前会見とほぼ重なる時刻にチーム広報からもツイッターで八村欠場の知らせが発信されていた。
ブーデンホルザーHCに続くスコット・ブルックスHCの会見では、この日の試合だけでなく翌日のラプターズとの試合でも八村が欠場する可能性にブルックスHCが言及した。そのため最後に直接質問して確認させてもらうと、八村の復帰は日本時間9日(日=アメリカ時間8日の土曜日)の対インディアナ・ペイサーズ戦となる可能性が高いことを明かしてくれた。
今シーズン3度目にして、レギュラーシーズン最後の日本人対決の機会に暗雲が垂れこんだ形だ。ただし、まだ最終的にどうなるかを断言はできない。また、両チームともにポストシーズンのプレーイン・トーナメントに進出する可能性も残されているので、八村の続報と今後の両チームの動向を注視したほうがよさそうだ。

 

どうなる? 日本人対決


取材・文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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