月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.05.05

4月の月間最優秀新人賞はアンソニー・エドワーズ(ウルブズ)とマラカイ・フリン(ラプターズ)

 

 NBAが4月の月間最優秀新人賞を発表し、ウエスタンカンファレンスでは2020NBAドラフト全体1位指名を受けたアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が3月に続く2ヵ月連続受賞を果たし、イースタンカンファレンスでは同29位のマラカイ・フリン(トロント・ラプターズ)が初受賞した。
エドワーズは4月の16試合で345得点、82リバウンド、53アシストを記録したが、ルーキーがこれら3項目でそろって記録した数字としては、2011年1月のブレイク・グリフィン(当時ロサンゼルス・クリッパーズ、現ブルックリン・ネッツ)以来となるレベルの高さだった。
フリンはラプターズのプレーヤーとして、2016年4月のノーマン・パウエル(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)以来の月間新人賞受賞となった。月間アベレージは平均12.7得点、4.8アシスト、4.1リバウンド。4月10日の対クリーブランド・キャバリアーズ戦では20得点、11アシストでキャリア初のダブルダブルを記録し、その3日後の対アトランタ・ホークス戦では22得点でキャリアハイを更新した。
なお、両者の他にはタイリース・ハリバートン(サクラメント・キングス)、テオ・マレドン、アレクセイ・ポクシェフスキー(オクラホマシティ・サンダー)、ジェイショーン・テイト(ヒューストン・ロケッツ)、コール・アンソニー(オーランド・マジック)、サディック・ベイ、アイザイア・スチュワート(ともにデトロイト・ピストンズ)、アイザック・オコロ(クリーブランド・キャバリアーズ)がノミネートされている。

 

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文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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