月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2021.04.18

富樫勇樹(千葉ジェッツ)が個人通算2,000アシストを達成 – 史上7人目の快記録

4月17日の対川崎戦の7アシストで富樫はキャリア通算2,000アシストを達成した(写真/©B.LEAGUE)


千葉ジェッツのポイントガード、富樫勇樹が、4月17日に行われた対川崎ブレイブサンダース戦で、通算7番目となる個人通算2,000アシストを達成した。今回の記録は2012年のプロデビュー以来の国内トップリーグにおける通算記録となる。
富樫は今シーズン、17日の試合を含め47試合に出場して、アシストに関してはリーグ5位にあたる平均5.6本を記録している。この日の試合は川崎に85-87で惜敗という結果だったが、個人としては20得点、7アシストと奮闘を見せていた。キャリア通算2,000本目となったアシストはこの日最後の7本目。第4Q残り7分30秒過ぎのプレーで、トップでセバスチャン・サイズとピック&ロールの状況になり、鋭いドリブルで攻めた後、ゴール下に切れ込んだサイズにボールを送りフィニッシュへと至る華麗な連係での記録達成となった。
高校からアメリカの強豪モントロス・クリスチャン高校に進んだ富樫のプロキャリアは、帰国後国内の大学に進まず秋田ノーザンハピネッツ(当時bjリーグ所属)入りした2012-13シーズンに始まった。秋田で2シーズンのキャリアを積んだ後には再び渡米し、NBAダラス・マーベリックスの下部組織であるDリーグ(現Gリーグ)のテキサス・レジェンズで、今度はプロとして1シーズンを過ごしている。
現在の千葉に加わったのは2015年。身長167cm、体重65kgのスピードスターは、2019-20シーズンにはB1のアシスト王に輝くなど、名実ともに日本のバスケットボール界を代表するプレーメイカーだ。

 

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文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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