月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2021.04.15

千葉県千葉市を本拠地とするプロバスケットボールクラブ『アルティーリ千葉』が始動 - B3リーグ公式試合参加資格が承認される

 株式会社アルティーリ(本社:千葉県千葉市、代表:新居佳英)が4月14日、新たなプロバスケットボール・クラブ『アルティーリ千葉』の設立並びにB3リーグ公式試合への参加が正式承認されたことを発表した。千葉県千葉市をホームタウンとするクラブが誕生する。活動開始にあたりアルティーリ千葉は、千葉市および千葉県に根差し「世界中の人々を魅了するクラブを創る」ことをビジョンに掲げ、現在は2021-22シーズンからのB3リーグ公式試合参入に向け試合運営準備やチームスタッフ、選手の獲得を進めているという。

 

 


クラブ名の「Altiri(アルティーリ)」はエスペラント語で「Attract」(日本語:惹きつける・魅了する)という意味を持つ言葉。スポーツが内包している文化や人種、世代をも超えて関わる人すべての心を揺さぶる力を通じて価値を世界中に広げ、より多くの人を魅了したいという想いから、母語や文化を問わず人と人とをつなぐために設計された言語であるエスペラント語による命名となった。
公式サイトで公開されているチームロゴのデザインは、古くから勇気や勝利、戦いの象徴とされ、また栄誉を祝う象徴でもあった「盾」と、文化の象徴であり意志や思いを伝える手段として発達してきた「文字」という二つの要素がモチーフ。盾を思い起こさせる形状が、「アルティーリ」と「千葉」のイニシャルであるAとCの組み合わせで表現されている。また、威厳的かつエレガントなクラブカラーの「ブラックネイビー」は、調和や協力、勇気、栄光、深い知恵など、バスケットボールにかかわる価値観を表現する意図で採用された。

 クラブ設立には千葉市、千葉県、千葉県バスケットボール協会、千葉県内各市町村バスケットボール協会、関連企業関係者、Bリーグ・B3リーグ、地域居住者など周辺コミュニティーの力添えがあったという。リリースには「地域のみなさまに応援いただけるようなクラブを創り、みなさまと共に千葉から世界へ羽ばたくクラブを目指します。目下、『選手ファーストと地域貢献』を掲げ、開幕戦へ向けて準備を進めて参りますので、これからも引き続き応援いただけますようお願い申し上げます」と今後の発展に向けた決意がつづられていた。
アルティーリ千葉の活動詳細はまだ明らかではないが、参入年度である2021-22シーズンが始まる2021年7月以降クラブとしての活動やSNS等を介した発信を本格化していくようだ。

 

 

■株式会社アルティーリ代表取締役CEO 新居佳英挨拶

 千葉市、千葉県のみなさま、またBリーグ・B3リーグを応援いただいているみなさま、この度千葉県千葉市を本拠地とするプロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」を立ち上げることとなりました。
ホームタウンである千葉市はもちろんのこと、千葉県全域に貢献し、応援され、誇りを持っていただけるようなクラブを創り上げ、千葉のみなさまとともに世界に羽ばたけるよう、努力して参ります。
世界の状況は変わり、現在もまだ先の見えない鬱々とした世の中になっています。だからこそ、地域のみなさまと共に、スポーツそしてバスケットボールを通じた感動や喜びを分かち合い、アルティーリ千葉を育て、千葉、バスケットボール界、そして日本を盛り上げ、元気にしていけるよう引き続き尽力して参りますので、応援いただけましたら大変嬉しく存じます。どうぞよろしくお願い致します。

 


■会社概要
社 名: 株式会社アルティーリ
所在地: 千葉県千葉市中央区問屋町1番35号22F
代表者: 代表取締役CEO 新居 佳英
U R L: https://altiri.jp
設 立: 2020年7月


(月刊バスケットボール)



PICK UP