NBA2020-21シーズン第14週の週間最優秀プレーヤーが発表され、ウエスタンカンファレンスではディアロン・フォックス（サクラメント・キングス）、イースタンカンファレンスではテリー・ロジアー（シャーロット・ホーネッツ）が選出された。今回は3月22日から28日までの試合に対する評価となっている
フォックスは今シーズン2度目の受賞で、これはキングスのプレーヤーとしては2015-16シーズンのディマーカス・カズンズ以来のこと。該当期間中の4試合で平均36.8得点（FG成功率64.0％、3P成功率37.5％、FT成功率82.8％）、3.5リバウンド、5.5アシスト、2.0スティールとハイレベルなプレーを披露しチームを4連勝に導いた。成功させたフォールドゴール数57は、チームがサクラメントに移転して以来最高の数字であり、該当期間中の147得点はリーグトップとのこと。この期間終了時点で今シーズンは45試合に出場して平均出場時間34.8分で平均24.8得点（FG成功率48.6％、3P成功率33.2 %、FT成功率70.3％）、3.4リバウンド、7.3アシスト、1.4スティールというアベレージを残している。
一方のロジアーはこの賞を受賞したのはキャリア初で、ホーネッツのプレーヤーとしては、2019年4月のケンバ・ウォーカー（現ボストン・セルティックス）以来の12人目。該当期間中の4試合ではイースタンカンファレンス6位に当たる平均24.3得点を記録するとともに、全試合で20得点以上を記録した同カンファレンスにおける3人のプレーヤーの一人だった。また、3月26日の対マイアミ・ヒート戦で記録したア11アシストはキャリアハイであり、28日の対フェニックス・サンズ戦の10リバウンドは今シーズンの自己最多記録。また2試合連続ダブルダブルはロジアーにとって初めてのことだった。得点以外では5.5アシスト、5.3リバウンド、フィールドゴール成功率47.1％、3P成功率39.5%、フリースロー成功率85.7％というアベレージを残している。

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ディアロン・フォックス

平均36.8得点、FG 成功率64.0%、3P成功率37.5、FT成功率82.8％、3.5リバウンド、5.5アシスト、2.0スティール
3月22日　対クリーブランド・キャバリアーズ戦　〇119-105　30得点（FG13/23）、6リバウンド、6アシスト、2スティール
3月24日　対アトランタ・ホークス戦　〇110-108　37得点（FG13/20、3P 3/4、FT8/9）、2リバウンド、3アシスト、2スティール、1ブロック
3月25日　対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦　〇141-119　44得点（FG16/22、3P 3/7、FT9/10）、2リバウンド、7アシスト、3スティール
3月27日　対クリーブランド・キャバリアーズ戦　〇100-98　36得点（FG15/24、FT4/4）、4リバウンド、6アシスト、1スティール、2ブロック
※キングスはこの間4勝0敗

テリー・ロジアー

平均24.3得点、FG 成功率47.1%、3P成功率39.5、5.3リバウンド、5.5アシスト
3月22日　対サンアントニオ・スパーズ戦　〇100－97　24得点（FG6/17、FT9/10）、3リバウンド、6アシスト、2スティール、1ブロック
3月24日　対ヒューストン・ロケッツ戦　〇122-97　25得点（FG9/14、3P４/８）、3リバウンド、4アシスト
3月26日　対マイアミ・ヒート戦　〇110-105　26得点（FG9/18、3P 4/10）、5リバウンド、11アシスト（キャリアハイ）、1ブロック
3月28日　対フェニックス・サンズ戦　×97-101　22得点（FG8/19、3P 4/12）、10リバウンド、1アシスト、1スティール
※ホーネッツはこの間3勝1敗

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文／柴田 健（月バス.com）
（月刊バスケットボール）