月刊バスケットボール6月号

【全国ミニバス2021】3本のダンクシュートを披露!#5佐藤 凰臥(高洲スポーツ少年団男子/静岡)

高洲スポーツ少年団男子#5(静岡)

佐藤 凰臥

(さとう おおが/6年/170cm)

 

 

 第52回全国ミニバス大会は今日が最終日。静岡県代表として初出場を果たした高洲スポーツ少年団男子は、2日間を3戦全勝で締めくくった。

 

 チームの絶対的エースは、#5佐藤 凰臥(さとう おおが/6年/170cm)。スピードと力強さを兼ね備えたドライブは破壊力抜群で、各試合で必ずダンクシュートに成功(計3本)。さらに最終戦ではダンクのすぐ後にロングシュートを決めてみせるなど、オールラウンダーぶりを遺憾なく発揮した。「練習してきたスキルを精いっぱい出して、フェイクなどで相手をだましながらドライブしてバスケットカウントがたくさん取れたことは良かったと思います。ダンクも全国大会で狙っていたので、3本決められてうれしいです」と佐藤。将来はアメリカでプレーするのが目標だという。

 

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 なお、その佐藤とタッグを組むのが、キャプテンの#4小長井 奏空(こながい そら/6年/159cm)。実は昨年11月、県大会の地区予選で鎖骨骨折のアクシデントに遭い、県予選には出られなかった。だが「奏空に金メダルを渡す」と誓った仲間たちの奮闘で県優勝を果たし、無事に全国大会へ。小長井は「ケガしたときは不安でしたが、みんなから色紙をもらったりして『早く治してね』という支えの言葉があったので頑張ろうと思いました」と言い、ケガから復帰して今大会は全力でプレー。「チームの目標である3試合全勝を果たせて本当にうれしいです。みんなのおかげで全国に出られましたし、今大会のために5年生への代替わりを遅らせてもらったりして、周りの人たちには感謝しかありません」と感謝の気持ちを語っていた。

 

 

※全国ミニバス大会の模様は4月24日発売の月刊バスケットボール6月号で!

写真○JBA

取材・文○中村麻衣子/月刊バスケットボール



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