【全国ミニバス2021】初の舞台に挑んだ福岡屈指のPG! 壱岐リトルソニックス(福岡)#11中嶋 とわ
壱岐リトルソニックス#11
中嶋 とわ(なかしま とわ/6年/149cm)
今年度の全国ミニバス大会、バスケットの盛んな福岡県代表の座を初めてつかんだのが壱岐リトルソニックス。その中で大きな存在感を放っていたのが司令塔の#11中嶋とわだ。
149cmと小柄だが、巧みなボールハンドリングとスピードの緩急でディフェンスを翻弄できる選手。ピック&ロールからの状況判断にも優れており、ジャンプシュートなどで自ら得点を量産しながら鮮やかなキラーパスもさばける絶対的エースだ。
壱岐リトルソニックスでは父・基喜さんがコーチを務めており、2人の姉(ゆめ・現福岡大/そら・現福岡大附若葉高)もバスケをしているバスケ一家。そうした環境の中、「バスケットを始めたのは記憶にないくらい小さい頃」(中嶋)で、物心つく前から家のゴールで遊んでいたという。
初めて挑んだ全国舞台は2勝1敗という結果になった。父・基喜さんは「決して器用な子ではないのですが、チームスローガンである『TOUGH(タフ)』に戦うことを下級生の頃からコツコツやり続けて、この最高の舞台に立つことができました。気持ちで戦う子なので、コートの中で仲間を鼓舞するなど当たり前のことを当たり前にやってくれた。100点をあげたいです」と手放しに称賛する。
春からは親元を離れ、強豪・四日市メリノール学院中学校(三重)に進学予定。中嶋は「レベルも高いだろうし緊張もするかもしれないけれど、小学生のうちに教えてもらったことを中学校でも生かしたいです」と意気込みを語ってくれた。
※全国ミニバス大会の模様は4月24日発売の月刊バスケットボール6月号で!
写真○JBA
取材○村山純一、中村麻衣子/月刊バスケットボール
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