月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.02.19

渡邊雄太(ラプターズ)が日本時間2月19日バックス戦で戦列に復帰

 左足首の捻挫で戦列を離れていた渡邊雄太(トロント・ラプターズ)が、アメリカ時間2月18日(日本時間19日)の対ミルウォーキー・バックス戦で5試合ぶりにベンチ入りし、第4Qに実戦のコートに帰ってきた。ラプターズは当日の会場(ミルウォーキー、ファイザーブ・フォーラム)でウォームアップを行う渡邊の写真を、試合前にツイッターで投稿していた。
この日のスターターはフレッド・ヴァンヴリート、ノーマン・パウエル、ディアンドレ・ベンブリー、OGアヌノビー、パスカル・シアカムの5人。カイル・ラウリーを故障で欠いたが、ラプターズはバックスに対し第1Qからリードを積み上げ、第3Qを終わった時点で85-72とリードを奪っていた。
渡邊はその後の第4Qでスターターとして登場。4分18秒間出場して2リバウンドと1ブロックを記録したあと一度ベンチに戻ったが、終盤にも再度プレー機会を得、計5分37秒の出場時間で110-96の勝利に貢献した。
2日前にも同じロードでバックスに勝利したラプターズは、これで14勝15敗。直近10試合を7勝3敗としていよいよ調子を上げてきている。この日の試合で今シーズン初めてスターターを務めたフォワードのベンブリーの位置には、ゆくゆく全開となった渡邊が入り込んできてもおかしくはないだろう。それだけに、この先の渡邊のコンディションと、日々どんな機会が巡ってくるかに注目だ。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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