月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2021.02.19

折茂武彦(レバンガ北海道)が6月6日(日)の引退試合に向け本格指導

 

 2019-20シーズンをもって27年間の現役生活に終止符を打ったレバンガ北海道代表取締役社長の折茂武彦が、約4ヵ月後に迫った引退試合に向け、2月18日に札幌市内の体育館でトレーニングを開始した。折茂の引退試合は本来であれば昨シーズン行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が延期され、今年の6月6日(日)に開催予定となっている。一部の報道によれば、当日は佐古賢一(現日本代表アシスタントコーチ)、長谷川 誠(3x3日本代表アソシエイトヘッドコーチ)、北 卓也(川崎ブレイブサンダースGM)ら引退したかつての“戦友”たち、さらには竹内公輔(宇都宮ブレックス)、竹内譲次(アルバルク東京)、川村卓也(シーホース三河)ら現役プレーヤーにも声をかける意向を持っている模様。そうなれば幅広い世代が楽しめるオールスター・ゲームのような意味合いも帯びてきそうだ。
この日は相浦史典トレーナーとともに、さまざまな身体の動きを交えたシューティングや体幹トレーニングなどを中心に、約40分間のワークアウトで汗を流した。練習後には「正直本当にきつかった。シュート感覚に関しては少しやれば取り戻せると思うので、これからは体力と筋力の部分の強化が中心になってくると思う」とコンディション上の課題を話すとともに、「日本中・世界中で想像し得なかった生活となっている中、様々なストレスを抱えて生活をしているのが現状だと思う。その中で元気を届け、”ガンバレ”を届けられるのがスポーツであり、僕らができること」と、現役時代と変わらぬ情熱をコメントに込めていた。

 


一方、相浦トレーナーはこの日の折茂について、「昨シーズン終了の3月から11ヵ月ぶりということに加え、50歳という年齢を考えても動ける方であったと思うし、残りの期間でよいところまで身体の状態を持っていけるのではないかと思う」と説明。「やっぱりシュートは入るので、あとはケガせずに走れる状態になっていければ」と話していた。
去る1月12日にチームのツイッターアカウントが折茂のシューティングの様子を写した動画を公開していたが、そこでは4本連続で楽々スリーを沈めていた。名手の腕前は落ちていない様子であり、相浦トレーナーの言う通り、故障さえなければ6月6日には往年の見事なテクニックを披露してくれそうだ。

 

 

◆折茂武彦引退試合概要◆
開催日 2021年6月6日(日)
会 場 北ガスアリーナ札幌46 (札幌市中央区北4条東6丁目)
詳 細 https://www.levanga.com/news/detail/id=14331

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文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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