月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.02.14

月バスSet Play of the Week(153)ヒート

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 今週のマイアミ・ヒート戦で、オープニングで見せたセットプレーを解説していく。ヒートは現在、イーストで思うように勝利を収められていないが、若いプレーヤーが多いだけにきっかけさえつかめば、一気に連勝していく可能性もある。マルチな活躍を見せるジミー・バトラーがコントロールするオフェンスにも注目したい。

 

【ラインナップ】

①(PG)…ケンドリック・ナン

②(SF)…ジミー・バトラー

③(SF)…ダンカン・ロビンソン

④(PF)…ケリー・オリニク

⑤(PC)…バム・アデバイヨ

 

【A-1】

 ジャンプボール後、②がボールキャリーし、①・③が両コーナー、④が左ハイウイング、⑤が右ミドルポストでセットはスタート。 ⑤が②へボールスクリーンを仕掛け、③は左エルボーへカットする。

 

【A-2】

 ③のバックスクリーンで④がゴール下へカット、すぐに⑤のダウンスクリーンでシューターの③がトップへ(スクリーンスクリナーの状況)。②は自分のシュートとともに、④・③の両方へのパスを狙う。

 

※『月刊バスケットボール3月号』では、2019-20 NBAシーズンでの新型コロナの影響で試合延期が続いているワシントン・ウィザーズのプレーを詳しく紹介! さらにパワーアップした八村塁のプレーに期待したい。

 

(月刊バスケットボール)



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