月刊バスケットボール6月号

交通事故から市民を守れ! - 福岡県警察久留米署とライジングゼファーフクオカが強力コラボ

2020年10月22日・23日の対熊本ヴォルターズ戦での広報活動(センターサークルで交通事故防止のアドバイスをしているのが久留米署の福永交通第1課長)


共同開発の反射材着用キャンペーン
「身に着けよう、あなたを守る反射材」


福岡県警察久留米署とライジングゼファーフクオカがチームロゴ入り反射材を共同開発。来る2月27日(土)、28日(日)に久留米アリーナで開催される対ファイティングイーグルス名古屋戦で、久留米署は広報啓発の一環としてこの反射材の配布活動を行う。ライジングゼファーの選手たちもこの反射材を使用するという。
反射材は、暗がりで歩行者が身につけると走行中の車両のヘッドライトを反射し、ドライバーにその存在をいち早くしらせることができるアイテム。全国的に交通事故発生頻度の高くなる夕暮れ時から夜間にかけて着用してもらえれば、悲しい出来事の発生を未然に防げる可能性が高まる。
今回のコラボレーションでは、最大のねらいである交通事故の未然防止に加えて、ライジングゼファーの選手が身に着けているのと同じ反射材を試合会場で配布してブースターに使ってもらうことで、チームと地元コミュニティーのB1昇格に向けた一致団結した想いを共有しようという意味合いも込められている。
久留米署では昨年10月にも、ライジングゼファーの公式戦においてチームとの共同による交通事故抑止広報啓発活動を実施しており、今回はその第二弾。久留米署の福永甲史交通第1課長からのアプローチに対し、地域社会貢献活動に意欲を見せるライジングゼファーが協力の意向を伝え実現の運びとなった。
これまでにはバスケットボールの他に、久留米市を活動拠点とする女子ラグビーチーム「ナナイロプリズム福岡」とのコラボレーションによる反射材の作成・配布や、Jリーグのアビスパ福岡が久留米市内で運営しているフットサルスクールを通じて、子どもたち対象の交通安全教室や父兄向けの飲酒運転通報訓練を実施するなど、スポーツを絡めながら盛んな広報活動を展開している。
2月27日(土)、28日(日)に配布される限定生産の反射材とともに、安全を手に入れよう。

 


 

 

こちらが2月27日(土)、28日(日)に配布される反射材。両日とも1,000個限定で予定数に到達しだい配布は終了となる

 

文/柴田 健(月バス.com)



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