月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2021.01.31

安藤周人(名古屋D)がBリーグ10人目の3Pショット成功本数通算400本を達成

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下名古屋D)のシューティングガード、安藤周人が1月30日にパークアリーナ小牧(愛知県小牧市)で行われた対新潟アルビレックスBB戦でBリーグにおける個人通算400本目の3Pショットを成功させた。Bリーグ史上まだ10人目という好記録だ。
リーグ公式サイトのプロフィールをひもとくと、安藤のBリーグデビューは2017年1月18日の対滋賀レイクスターズ戦。青山学院大学4年生として名古屋Dに加わり、初の3Pショット成功は同年1月28日に行われたデビューから4試合目の対川崎ブレイブサンダース戦だった。400本成功はデビュー以来207試合目での到達。この日は6本中4本の3Pショットを成功させており、試合終了時点での通算成功本数は402本、キャリア通算のアベレージは1試合あたり1.9本となっている(今シーズンは1.6本)。

 試合後、安藤は自身のツイッターアカウントで、「次は500本」と意欲的なメッセージを投稿していたが、仮に今シーズンのアベレージを前提とすれば、それは今後60試合程度で到達する数字であり、来シーズン中にも達成可能な目標と考えられそうだ。
安藤がまだ5シーズン目であることや、近年のバスケットボールで3Pシューティングの重要性が急速に高まっていることを考えれば、ケガやアクシデントがなければ、500本と言わずその倍の倍でも現実的に目指せる範囲…といっても言い過ぎではないのではなかろうか。
なお、試合はホームの名古屋Dが79-62で勝利、安藤は14得点で勝利に貢献している。

 

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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