月刊バスケットボール5月号

B3参入を目指す長崎ヴェルカのホームアリーナ - 長崎スタジアムシティプロジェクトがスゴイ

 株式会社ジャパネットホールディングス(本社: 長崎県佐世保市/代表取締役社長兼CEO: 髙田旭人)は、グループ会社でスポーツ・地域創生事業を担う株式会社リージョナルクリエーション長崎(本社:長崎県長崎市/代表取締役社長:髙田旭人)が2018年より進めている長崎・幸町工場跡地活用事業「長崎スタジアムシティプロジェクト」におけるアリーナ建設に関して、イメージ画像などの情報を公開した。
このプロジェクトは長崎駅から徒歩10分圏内の長崎県長崎市幸町にサッカースタジアム、アリーナ、商業施設、ホテル、オフィス、教育施設、駐車場などの複合施設を作り上げるという構想。土地面積は68,746.58 ㎡で、アリーナは2021-22シーズンからのB3参入を目指しているバスケットボール・チーム『長崎ヴェルカ』のホームアリーナとなる想定だ。
試合開催時以外には音楽イベント等でも使用するため、プレーヤーやアーティスト、来客がそれぞれの立場で満足できるようこだわりを詰め込んだ設計になるという。興行規模に応じて天井や壁を動かすことができ、常に臨場感ある空間を生み出すことが可能だ。

 長崎にスポーツ・音楽・エンターテイメントの感動を届けるアリーナへ――そんな思いが詰まった構想。この会場でのバスケットボール観戦はエキサイティングな体験になりそうだ。

 

バスケットボール試合開催時のイメージ

 

音楽イベント開催時のイメージ

 

※本計画は構想段階のため、今後デザイン含め変更の可能性がある


■長崎スタジアムシティプロジェクト概要
所在地: 長崎県長崎市幸町(長崎駅徒歩 10 分)
用途: サッカースタジアム、アリーナ、商業施設、ホテル、オフィス、教育施設、駐車場など
土地面積: 68,746.58 ㎡
事業主:株式会社ジャパネットホールディングス
企画運営:株式会社リージョナルクリエーション長崎
基本設計者:株式会社環境デザイン研究所・株式会社安井建築設計事務所
プロジェクトマネジメント:ジョーンズ ラング ラサール株式会社及び JLL モールマネジメント株式会社
コンストラクションマネジメント:株式会社三菱地所設計

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



PICK UP