月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.01.24

月バスSet Play of the Week(150)キャブス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 クリーブランド・キャバリアーズは、“ビッグ3”がついにそろったニュージャージー・ネッツが初対戦となった。ジャレット・アレンらトレードに巻き込まれて新天地へやってきただけに負けられない相手。ゲームは競りに競り、オーバータイム残り5.2秒(124―127)でキャブスがタイムアウトを取り、インバウンズからダブルオーバータイムへと突入する3Pシュートを決めたプレーを解説する。

 

【ラインナップ】
①(PG)…デイミアン・ドットソン
②(SG)…コリン・セクストン
③(SF)…トーリアン・プリンス
④(SF)…ジェディ・オスマン
⑤(PF)…ラリー・ナンスJr.

 

【A-1】
①がインバウンダー、ボールサイドのエルボー付近に②・③・⑤が斜めに並び、ウィークサイドのペリメーターに④が立って、このインバウンズはスタート。
③と⑤のスクリーンで②はトップ方向へカットする。

 

【A-2】
②はすぐに⑤のスクリーンを使ってボールサイドへカットして、①からのパスをレシーブ。③は①にフレアスクリーン。①はドリブルからプルアップで苦しいながら3Pシュートを沈めた。

 

※『月刊バスケットボール3月号』では、2019-20 NBAシーズンでの新型コロナの影響で試合延期が続いているワシントン・ウィザーズのプレーを詳しく紹介! さらにパワーアップした八村塁のプレーに期待したい。

 

(月刊バスケットボール)

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