月刊バスケットボール5月号

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2021.01.19

今野紀花(聖和学園卒)所属のNCAAディビジョンIルイビル大がAP通信社全米ランキング1位に!

昨年12月6日の対テネシー大マーティン校戦でゴールをねらう今野。この日は9得点、3リバウンドで85-67の勝利に貢献した(写真/UofL Athletics)

 

 2019年に聖和学園を卒業後渡米した今野紀花が所属するNCAAディビジョンIの強豪ルイビル大学が、現地1月18日発表のAP通信社全米ランキングで同校としては史上初めて1位の座に到達した。今シーズンはここまで無傷の12連勝。今後の更なる躍進が期待される状態だ。
今野自身は昨シーズン被った膝の故障明けのシーズンだが、全12試合に出場して平均4.3得点、1.7アシスト、1.8リバウンドのアベレージを残している。1月2日の対ベラマイン大戦では自己最高タイの11得点も記録した。

 ルイビル大は今野が入学する直前の2018年春に、“マーチマッドネス”と呼ばれるNCAAトーナメント(全米大学選手権)でファイナル・フォー(4強)に進出。翌2019年も同大会でエリート・エイト(8強)に名を連ねた。昨年の同大会に今野は故障で出場できなかったが、今回のランキングが示すとおり今シーズンのルイビル大は優勝候補と目されており、順調に進めばひのき舞台で今野の活躍を期待できる。
今回の順位入れ替えは、ルイビル大が現地17日の対フロリダ州大戦に84-56で勝利した一方で、前週までランキング1位だったスタンフォード大がコロラド大に敗れたこと受けての流れ。それまで6週連続2位だったルイビル大が一つランクを上げた一方で、スタンフォード大は一気に5位までランクを下げている。

最新のAPランキング(英語)
https://www.ncaa.com/rankings/basketball-women/d1/associated-press
ルイビル大女子バスケットボールチーム公式サイトの今野紀花プロフィール(英語)
https://gocards.com/sports/womens-basketball/roster/norika-konno/11440

 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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