月刊バスケットボール5月号

ウインターカップ⽋場・棄権チームにジャパネット、⽇清⾷品、モルテンが共同でシューティングマシンを寄贈

 昨年末に開催されたウインターカップ 2020で、新型コロナウイルス感染に伴い同大会を⽋場・棄権せざるを得なかったチームの若者たちに「何かできることはないか」、「バスケットボールへの情熱を諦めないでほしい」――そんな想いから、株式会社モルテンは1月15日、共に同大会に協賛していた株式会社ジャパネットホールディングス、⽇清⾷品株式会社と共同で、該当6校(7 チーム)に「molten B₊」シューティングマシン(写真)を寄贈することを発表した。シューティングマシンは 2 ⽉上旬以降、⼟浦⽇本⼤学⾼等学校(男⼦・⼥⼦)、船橋市⽴船橋⾼等学校(男⼦)、実践学園⾼等学校(男⼦)、桐光学園⾼等学校(男⼦)、開志国際⾼等学校(男⼦)、光泉カトリック⾼等学校(男⼦)にそれぞれ1台ずつ寄贈される。
この発表に際し関係各社は、該当校の各チームに以下のような激励の言葉を寄せた。

 

■各社代表コメント
株式会社ジャパネットホールディングス 代表取締役社⻑ 兼 CEO 髙⽥旭⼈
例年とは異なる状況の中でも、⽇々厳しい練習に全⼒で取り組み夢の舞台への切符を勝ち取った皆さんにとって、本当に悔しいことだと思いますが、今回の経験がただ悲しいこととして終わるのではなく、少しでも励みとなり未来に向かっていくきっかけとなれば幸いです。

 

⽇清⾷品株式会社 代表取締役社⻑ 安藤徳隆
新型コロナウイルスの影響で思い通りの練習や他校との試合ができない中、ようやくたどり着いたウインターカップの舞台。⽇頃の努⼒を表現できず、とても悔しいと思います。皆さんがバスケットボールにかけた熱い想いはまぎれもなく本物です。その情熱をこれからも持ち続けていただければと思います。HUNGRY to WIN︕

 

株式会社モルテン 代表取締役社⻑ 最⾼経営責任者 ⺠秋清史
今年の冬を取り返すことはできません。けれど私たちは、皆さんがウインターカップに帰ってくるのを待っています。そして、最後の冬だった選⼿たちにも、なんらかの形でバスケに関わり続けて欲しいと願っています。そんな想いを込めて、バスケと向き合えるマシンを贈ります。

 

 

molten B₊シューティングマシン

バスケットボールの普及と強化を促進するためにモルテンが展開する新規事業 B₊(ビー・プラス)が 2020 年秋から発売しているシューティングマシン。⼀⼈でも効率的なシューティングが可能。寄贈品の背⾯には⼤会ロゴと各社ロゴがあしらわれているという。
☆molten B₊ 公式サイト https://www.molten-b-plus.com/


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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