月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.01.18

月バスSet Play of the Week(149)シクサーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 接戦となったフィラデルフィア・セブンティシクサーズ対マイアミ・ヒートの一戦は、シクサーズが終盤に追い付き、4Q残り7.1秒で118-120の2点ビハインド。そして、タイムアウト後のサイドラインインバウンズからのシュートで延長へ持ち込んだプレーを解説していく。延長でシクサーズはジョエル・エンビードが活躍してヒートを振り切った。

 

【ラインナップ】

①(SG)…アイザイア・ジョー

②(SG)…ダコタ・マサイアス

③(SF)…ダニー・グリーン

④(PF)…マイク・スコット

⑤(C)…ジョエル・エンビード

 

【A-1】

 ③がインバウンダー、①・⑤は右エルボー近辺、④は右スロット、②が右ウイングとほぼ全員がウィークサイドに立って、インバウンズが始まる。

 ①は⑤のダウンスクリーンでカット、続けて④もペイント内へカット。②はボールサイドへカットしながらカールして、⑤へダウンスクリーンをセットする。⑤はトップで③からのインバウンズパスをレシーブ。

 

【A-2】

 ①・②・④は広がってスペースを作り、⑤は1対1でプルアップジャンプシュートを決めた。

 

※『月刊バスケットボール2月号』では、2019-20 NBAシーズンでのベーシックセットプレー(シンプルな形)をさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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