月刊バスケットボール1月号

JBA三屋会長、Bリーグ島田チェアマンが難局への思いを語る

 1月5日、日本バスケットボール協会(JBA)三屋裕子会長、B.LEAGUE島田慎二チェアマンが新年のあいさつを行い、取材に応えた。

 

「緊急事態宣言が今週中にも出るという状況の中で、今年はスタートしました」と三屋会長。しかし代表チームのニックネーム「アカツキファイブ」を引き合いにし「明けない夜はない」と力強く語り、「できることを最大限にやっていきたい」と決意を表した。

 

 さらに、最終的に7チームの欠場、途中棄権が出た年末のウインターカップを振り返り、辞退勧告や棄権指示を出さざるをえなかった状況を自身のアスリートとしてのキャリアと重なり合わせ「逆の立場だったらJBAを恨んだと思うし、それが当然」とし、それでも今年度唯一の全国大会として開催に踏み切ったウインターカップからクラスターを出してはいけないという大前提のもと、非情に徹した「辛い、厳しい決断」だったと心中を明かした。

 

 また、島田チェアマンは緊急事態宣言の内容にもよると前置きしつつ「国や開催地自治体の要請がなければ、オールスターもリーグ戦も予定どおり開催していきたい」「シーズンをやり切りたい」との思いを語った。

 

(月刊バスケットボール)



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