月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.01.03

月バスSet Play of the Week(147)ブレイザーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 昨シーズンは最後のしぶとさを見せたものの、あと一歩及ばなかったポートランド・トレイルブレイザーズ。ベテランのカーメロ・アンソニーもすっかりフィットし、今シーズンは開幕から上位進出を狙う。そんなブレイザーズがゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のオープニングで見せたハーフコートセットを解説する。

 

【ラインナップ】
①(PG)…デイミアン・リラード
②(SG)…CJ・マッカラム
③(SF)…デリック・ジョーンズJr.
④(SF)…ロバート・コビントン
⑤(C)…ユセフ・ヌルキッチ

 

【A-1】
①がボールキャリー、ボールサイドのエルボーに⑤、ミドルポストに④、左コーナーに③、ウイングに②でプレーは始まる。
⑤がポップして①からのパスをレシーブし、④へポストフィード。①は②へスクリーンを仕掛け、②はリングへカットしてパスが入らなければコーナーへ。③はウイングへカットする。

 

【A-2】
⑤は①へフレアスクリーンをセットし、④はパワープレーをしながら①へのパスを狙う。ゲームではアフタースクリーンでダイブした⑤へパスをしている。

 

※『月刊バスケットボール2月号』では、2019-20 NBAシーズンでのベーシックセットプレー(シンプルな形)をさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)

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