月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2020.12.27

月バスSet Play of the Week(146)セルティックス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 2020-21シーズンが始まったが、開幕早々から劇的な勝利シーンが登場。ボストン・セルティックス対ミルウォーキー・バックスの一戦で、4Q残り8.9秒、119-120の1点ビハインドだったセルティックスがサイドラインインバウンズプレーから決めた3Pシュート(コンテストの上から放った)を解説する。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ジェフ・ティーグ
②(SG)…マーカス・スマート
③(SG)…ジェイレン・ブラウン
④(SG)…ジェイソン・テイタム
⑤(PF)…ダニエル・タイス

 

【A-1】

 ②がインバウンダーで、⑤と③が左エルボーの延長戦上、①は右スロット付近、④が右ウイングでインバウンズプレーが始まる。

 ①は③のスクリーンで左コーナーへカット、③はそのまま⑤のスクリーンで右サイドへ。

 

【A-2】

 ④が⑤のダウンスクリーンを使ってトップで②からのインバウンズパスをレシーブ。②はその前を右サイドへカット(通過するのみ/スクリーンと同じような効果がある)する。④はアイソレーションで1対1し、左ウイングでステップバックの3Pシュートを決めた。

 

※『月刊バスケットボール2月号』では、2019-20 NBAシーズンでのベーシックセットプレー(シンプルな形)をさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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