女子日本代表、新ヘッドコーチにトム・ホーバス氏が就任
昨年のリオデジャネイロ・オリンピックでベスト8となった女子日本代表の新ヘッドコーチ就任の会見が1月23日に、都内のホテルにて行われた。
新ヘッドコーチとなったのは、昨年まで2年間、女子日本代表のアシスタントコーチを務めたトム・ホーバス氏。現在はシーズン中のWリーグでトップを走るJX-ENEOSサンフラワーズのヘッドコーチとして手腕を発揮している。
女子日本代表の新ヘッドコーチとなったトム・ホーバス氏
そのホーバス氏は、東京オリンピックに向け、「メダルのために(チームは)ステップアップしないといけない」と語り、新たなチャレンジに向けて意欲を見せていた。なお、日本代表ヘッドコーチは専任だが、今シーズン終了まではJX-ENEOSの指揮を執る予定だ。
また、会見では、2017年3月31日付けで契約満了により日本代表ヘッドコーチを退任となった内海知秀氏も出席。内海氏は、2004年のアテネ・オリンピックをはじめ、2013年には43年ぶりにアジア選手権優勝に導き、その後2015年にはアジア連覇、そして昨年(2016年)のリオデジャネイロ・オリンピックでは20年ぶりとなる決勝トーナメント進出を果たすなど、これまで日本代表をけん引してきた。会見では、「トム・ホーバス氏の下、東京オリンピックでのメダル獲得に向けて大きく成長してほしいと思っています」と語った。
三屋裕子日本協会会長と内海知秀氏
女子日本代表は、7月末にFIBA ASIA 女子カップ2017(アジア選手権)がインドにて開催される予定。日本にとってはアジア3連覇が懸かる大会となる。
(月刊バスケットボール編集部)