月バスSet Play of the Week(144)クリッパーズ
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
今週、早くも2020-21 NBAプレシーズンゲームが始まった。カワイ・レナードとポール・ジョージを加えながら苦杯をなめたロサンゼルス・クリッパーズ。今シーズンはトロント・ラプターズからサージ・イバカやシャーロット・ホーネッツからニコラ・バトゥームというシュートレンジの広いプレーヤーを獲得。チャンピオン奪回に向けてスタートしたクリッパーズのクイックヒッターを解説する。
【ラインナップ】
①(PG)…パトリック・ベバリー
②(SG)…カワイ・レナード
③(SG)…ニコラ・バトゥーム
④(SF)…ポール・ジョージ
⑤(PF)…サージ・イバカ
【A-1】
②がトップでボールキャリー、④・⑤が両エルボー、③・①が両コーナーから始まる典型的なホーンセット。
①はエルボーの⑤・④を使って左ウイングへアイバーソンカット。
【A-2】
①のカットに間髪入れず、⑤のダウンスクリーンで④がウイングへカット。②からのパスをレシーブして、ベースラインドライブ。④はステップスルーでシュートを決めた。
シンプルだけにリズムとタイミングがキーポイントになる。
※『月刊バスケットボール1月号』では、NBA 2019-20シーズン再開後のさまざまなチーム(ファイナル進出チームを除く)が見せたオフェンスをさらに詳しく紹介!
(月刊バスケットボール)