月刊バスケットボール1月号

技術&戦術

2020.12.13

月バスSet Play of the Week(144)クリッパーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 今週、早くも2020-21 NBAプレシーズンゲームが始まった。カワイ・レナードとポール・ジョージを加えながら苦杯をなめたロサンゼルス・クリッパーズ。今シーズンはトロント・ラプターズからサージ・イバカやシャーロット・ホーネッツからニコラ・バトゥームというシュートレンジの広いプレーヤーを獲得。チャンピオン奪回に向けてスタートしたクリッパーズのクイックヒッターを解説する。

 

【ラインナップ】

①(PG)…パトリック・ベバリー

②(SG)…カワイ・レナード

③(SG)…ニコラ・バトゥーム

④(SF)…ポール・ジョージ

⑤(PF)…サージ・イバカ

 

【A-1】

 ②がトップでボールキャリー、④・⑤が両エルボー、③・①が両コーナーから始まる典型的なホーンセット。

 ①はエルボーの⑤・④を使って左ウイングへアイバーソンカット。

 

【A-2】

 ①のカットに間髪入れず、⑤のダウンスクリーンで④がウイングへカット。②からのパスをレシーブして、ベースラインドライブ。④はステップスルーでシュートを決めた。

 シンプルだけにリズムとタイミングがキーポイントになる。

 

※『月刊バスケットボール1月号』では、NBA 2019-20シーズン再開後のさまざまなチーム(ファイナル進出チームを除く)が見せたオフェンスをさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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