月刊バスケットボール5月号

新シーズンの要注目チーム ウォリアーズはどうなる?

カリーの復活にも期待がかかる/Photo by Thearon W. Henderson via Getty Images

 

 11月25日発売の最新号、『月刊バスケットボール2021年1月号』ではNBA2020-21シーズンの展望として、要注目チームの一つウォリアーズについて紹介している。

 

 原稿執筆段階ではドラフトもFA解禁も、そしてクレイ・トンプソンの負傷についても発表されていない状況だった。ウォリアーズのカギを握る存在だったトンプソンの離脱によって、開幕を前にチームには黄色信号は灯っている状況にはなったが、このオフには優良なニュースも多い。

 

 まずはドラフト全体2位で期待のビッグマン、ジェームズ・ワイズマン(216cm/C)を指名。昨季はメンフィス大で3試合の出場に留まったが、リムプロテクターとしてもリバウンダーとしても優秀で、ウォリアーズの泣きどころだったインサイドにサイズをもたらした。また、昨季サンズで大躍進を遂げたウィングのケリー・ウーブレイJr.を迎え入れたことでアンドリュー・ウィギンズと共にトンプソン欠場の痛手を最小限に留めることができるだろう。

 

 長い手足と爆発的な身体能力を備えたウーブレイJr.はディフェンダーとして、エースのステフィン・カリーの助けになることができる。

 

 不安要素の中にも光を見いだしているウォリアーズ。ウエスタンはレイカーズを筆頭に、ブレイザーズ、クリッパーズなどが積極的な補強に動いており、例年同様に激戦が予想されるが新生ウォリアーズの戦いも注目ポイントの一つだ。

 

(月刊バスケットボール)



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