月刊バスケットボール6月号

技術&戦術

2020.11.23

月バスSet Play of the Week(141)マーベリックス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ルカ・ドンチッチらの活躍で再び輝き始めたダラス・マーベリックス(紹介しているプレーは控えのラインナップ)。非常にシンプルながらチームで持っておくと便利で、今すぐに使えそうなベースラインインバウンズプレーを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…J・J・バレア
②(PG)…セス・カリー
③(SG)…ティム・ハーダウェイJr.
④(SF)…ジャスティン・ジャクソン
⑤(C)…ボバン・マリヤノビッチ

 

【A-1】
インバウンダーが③、ボールサイドのミドルポストに⑤、センターサークルに近いトップに①、右エルボー外側に②、右コーナーに④が立ってインバウンズが始まる。
まず、7フッターの⑤はステップアウトして③のパスをレシーブ。インバウンズパスをした③はすぐにディフェンスの状況を見てカットをする。図では⑤とハンドオフしてドライブを決めている。リングに近い場所でのハンドオフやボールスクリーンは、すぐシュートにつながるためバンプやショーディフェンスがしにくい。

 

※『月刊バスケットボール1月号』では、NBAシーズン再開後のさまざまなチーム(ファイナル進出チームを除く)が見せたオフェンスをさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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