月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2020.09.28

Bリーグ開幕まであと4日! 三屋裕子会長、島田慎二チェアマンらが小池百合子東京都知事と面会へ

 

左から浦長瀬代表取締役、林代表取締役社長、三屋会長、小池都知事、島田チェアマン、山野代表取締役

 

 長い長いオフシーズンを終え、10月2日(金)にいよいよ開幕するBリーグ。開幕に先立ち、9月28日に日本バスケットボール協会の三屋裕子会長、Bリーグの島田慎二チェアマン、東京都に本拠地を置くA東京、SR渋谷、東京Zの3クラブから林邦彦代表取締役社長(A東京)、浦長瀬正一代表取締役(SR渋谷)、山野勝行代表取締役(東京Z)が東京都庁を訪問。小池百合子都知事と面会し、開幕に向けた決意を述べた。

 

 まず、挨拶をしたのは三屋会長。「バスケットボール界は“バスケで日本を元気に”というスローガンをもとに活動しております。今年は『BASKETBALL ACTION 2020』も開催し“バスケは歩みを止めない”ということで今年1年オールバスケット体制で活動していこうということで、万全の体制で開幕できるように対策をしながらみんなで頑張っています。また、12月には東京体育館で高校生の、1月には武蔵野の森総合体育館で中学生の全国大会が開催されます。知事にもタイミングが合えばぜひ一度足をお運びいただきたいという思いと来年の東京オリンピック。我々もできる限りのご協力をさせていただきたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します」と熱のこもった表情で挨拶。

 

 島田チェアマンも「今回のご挨拶のメインは10月2日に開幕するBリーグについてのご報告となりますが、こういったコロナ下での開催とあって我々としては国の方針に従って50%の観客を集めて開催していくと決めております。外国籍選手の数やアリーナという密になりやすい環境で野球やサッカーとは違った難しさがある中、レギュラーシーズン全1080試合を全うできること考えており、選手たちにもそのようなメッセージを常々伝えております。日本を元気にするためにも東京オリンピックを開催するためにも、我々が社会的責任を負ってしっかりとシーズンを全うしようと頑張っておりますので、ご支援・サポートをいただければと思います」とシーズン開幕に対する思いを語った。

 

 それに対して小池都知事は「Bリーグはバスケットを広く、より楽しめるものにしたといところで敬意を評したいと思います。10月2日からの再スタートということで大変注目もされるでしょう。ゲームを楽しむことはもちろんですし、それ以前にコロナの感染拡大を押さえ込んでいく良い一例になっていただければと思います。アスリートの皆さんにもこれまでにない環境にあるということを捉えていただかなければいけません。しかし、スポーツはみんなを元気にしますし、楽しませてくれます。バスケットはアメリカで活躍されている選手もいますし、学校でも非常に人気のあるスポーツです。Bリーグの皆さんやバスケット界を率いる皆さんがのびのびと元気に活躍していける環境を作っていくためにも、東京都としても連携を取らせていただければと思っております」と述べた。

 

 Bリーグの開幕、そしてシーズンの全うがバスケットボール界やスポーツ界が進んでいく上で大きな意味を持ってくる。

 

(月刊バスケットボール)



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