月刊バスケットボール5月号

“神田れいみのタイムアウト”琉球のファンタジスタ 並里成が登場!

 9月25日発売の最新号、『月刊バスケットボール11月号』の連載企画“神田れいみのタイムアウト”に琉球ゴールデンキングスの並里成が登場! 福岡第一高時代からファンタジスタと呼ばれ、見る者を魅了してきた並里。地元出身の並里の選手として、父として、沖縄県民としての様々な話を伺った。

 

 ここではその一部を抜粋し、紹介する。

 

ーー地元出身ということで沖縄県の魅力について教えてください。

 やっぱり海がきれいなところや、人がみんな優しくてフレンドリーなところが魅力的だと思いますね。僕、ドライブが好きなので海沿いを走らせたりというのはよくしていますね。東京などの都会と比べると何もないですが、本島の北の方に行けば海がすごくきれいですし、そこからフェリーで30分ほどの離島に行けばそれ以上に別格にきれいな海が見られるのでリラックスできると思いますよ。ぜひ行ってみてください!

ーー沖縄県はファミリー意識のようなものが強いように感じます が、沖縄県の方にとって琉球ゴールデンキングスというのは特別な存在なのでしょうか?

 沖縄では“元気が欲しくなったらキングス!”という感じになっているんじゃないかと思いますね。普通は家でゆっくり過ごすことが多いお正月でも、沖縄ではキングスの試合を見に行くのが当たり前というふうにもなってきているみたいです。沖縄という土地には一つの文化としてキングスやバスケットボールが根付いている感覚があります。

 

bjリーグ時代から琉球のブースターはアツい!(写真は2014年)

 

ーー県内には海沿いにストリートコートがあったり、米軍基地の方と触れ合う機会もあったと思いますが、並里選手はそういった経験はありましたか?

 ありましたね。僕が中学生くらいのときにはストリートコートに友達と遊びに行くと外国人もプレーしていたんです。バスケショップなどの個人商店を経営している外国人がよく来ていたんですけど、そこで「1対1で勝ったら今度Tシャツをあげるよ」といったようなことを話しながら勝負していましたね(笑)。

ーープロ選手として『これだけは曲げられない』という信念やこだわりはありますか?

 練習以外でも常にバスケットのことを考えていたいです。普段からのイメージや考え方、その日の練習や試合の反省が次の日の自分につなげてくれているので、そういう時間を大事にしたいなって思います。オン・オフを完全に切り替える選手もいますが、僕はそれができないことに気付きました。なので、オフの日であっても、どこで何をしていてもバスケットのことをイメージして、リフレッシュしつつその先の自分につなげていけたならと思っています。

ーーSNSでは息子さんとのお写真も頻繁にアップしていますが、将来はバスケットをやってほしいなという思いはありますか?

 はい、思います。それで今、キングスのアカデミーに入れてもらって週1でバスケットをやっています。息子は気分屋で「やりたい」「やりたくない」って日があるんですけど、やり始めれば楽しそうですし、見るたびにうまくなっているような気がします。家の中では「オフェンスだけじゃなくてディフェンスも大事だよ」ってずっと教えていたので、ディフェンスは完璧です!(笑)

 

 全編は最新号をお楽しみに!

 

(月刊バスケットボール)



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