月バスSet Play of the Week(131)クリッパーズ
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
ウェスタンカンファレンスのプレーオフで、デンバー・ナゲッツと熱戦を繰り広げているロサンゼルス・クリッパーズ。そんなクリッパーズがジャンプボール直後に見せたゲーム最初のハーフコートセットを解説していく。
【ラインナップ】
①(PG)…パトリック・ベバリー
②(SG)…カワイ・レナード
③(SF)…ポール・ジョージ
④(PF)…マーカス・スマート
⑤(C)…イビツァ・ズバッツ
【A-1】
両ハイポストと両コーナーに立つ典型的なホーンセット。ただし、左ハイポストに得点源の②がいることが特徴だ。①が②のボールスクリーンを使ってリングへアタック。
【A-2】
①がどのディフェンスがヘルプに来るのかを確認してキックアウト(この場合は右コーナーの④のディフェンスX4)。ハイポストでは⑤が②へフレアスクリーンを仕掛けている。
①は自分のシュート、③や④、そして②へのキックアウトを状況に応じて判断している。シンプルながら非常に効果的なオフェンスだ。
※『月刊バスケットボール10月号』では、ジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックを中心にプレーオフで戦っているヒューストン・ロケッツのオフェンスをさらに詳しく紹介!
(月刊バスケットボール)