月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2020.09.13

月バスSet Play of the Week(131)クリッパーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ウェスタンカンファレンスのプレーオフで、デンバー・ナゲッツと熱戦を繰り広げているロサンゼルス・クリッパーズ。そんなクリッパーズがジャンプボール直後に見せたゲーム最初のハーフコートセットを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…パトリック・ベバリー
②(SG)…カワイ・レナード
③(SF)…ポール・ジョージ
④(PF)…マーカス・スマート
⑤(C)…イビツァ・ズバッツ

 

【A-1】

 両ハイポストと両コーナーに立つ典型的なホーンセット。ただし、左ハイポストに得点源の②がいることが特徴だ。①が②のボールスクリーンを使ってリングへアタック。

 

【A-2】

 ①がどのディフェンスがヘルプに来るのかを確認してキックアウト(この場合は右コーナーの④のディフェンスX4)。ハイポストでは⑤が②へフレアスクリーンを仕掛けている。

 ①は自分のシュート、③や④、そして②へのキックアウトを状況に応じて判断している。シンプルながら非常に効果的なオフェンスだ。

 

※『月刊バスケットボール10月号』では、ジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックを中心にプレーオフで戦っているヒューストン・ロケッツのオフェンスをさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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