月刊バスケットボール5月号

【NBAのアレコレvol.51】ジミー・バトラーがヒートで背番号22を着けている理由は?

 月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は51弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

前回のお題は「ジミー・バトラーがヒートで背番号22と着けている理由は?」でした。

 

 正解は…タージ・ギブソン(ニックス)への敬意

 本誌8月号の『スーパースターまんがヒストリー』でも紹介したバトラーを一言で表すのなら『努力家』ではないでしょうか。ドラフト順位は1巡目最下位の30位。この順位で指名された選手がスター選手になることは稀ですが、努力を重ねた末にブルズでチャンスをモノにしたバトラーには常に助言をくれたあるチームメイトがいました。

 それが現在ニックスに所属するタージ・ギブソン。ギブソン自身も24歳でのNBA入りと遅咲きながら、堅実なプレーとハッスルでブルズ時代にはシックススマンとしてもスターターとしても活躍しました。同じような境遇にあったバトラーはギブソンのことを兄のように慕い、ギブソンもバトラーにNBAで生き残る術を多く伝えたそうです。そんなギブソンはブルズ時代に22番を着用しており、バトラーはそれにインスパイアを受けてヒートでの背番号に「22」を選んだのです。

 

若きバトラーはギブソン(左)からNBAで生き抜く術を教わった

 

 ちなみにマーケット大時代の「33」は義母がラリー・バード(元セルティックス)のファンだったから、ブルズ時代の「21」はNBA入りした時の年齢、ウルブズとシクサーズでの「23」はジョーダンブランドの契約選手だからという理由だそうです。選手の個性が出る背番号には、こうしたエピソードも含まれているので興味深いですね。

 

 では、今回お題は…

 

Q.ペリカンズに所属するジャリル・オカフォーの叔父は誰?

ヒント…ドワイト・ハワードを抑えて新人王に輝きました

 

 答えはうんちく、第52回のお題と共に9月11日(金)公開!

 

(月刊バスケットボール)



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