月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2016.09.24

Bリーグがついに開幕 “歴史的な1日”に約20,000人が酔いしれる

9月22日、23日に開幕したBリーグの開幕戦。 多くのバスケットファンが国立代々木競技場第一体育館に駆け付け、22日は9,132人、23日は9,461人の来場者と、ほぼ満員という状態だった。

試合の方は両日ともにアルバルク東京が琉球ゴールデンキングスに勝利。(22日:80−75、23日:74―53) A東京はエースの#24田中大貴、新外国人の#2ディアンテ・ギャレットと#31トロイ・ギレンウォーターと取るべき選手が2日ともに得点を重ねた。 対して琉球は、#14岸本隆一が不調、#13津山尚大も出場時間が少なかった。 ただ外国籍選手の得点や、#8大宮宏正、#10波多野和也が体を張ったディフェンスで見せ場を作ったこともあり、試合の展開としては両日ともに楽しめるものになったに違いない。

ターンオーバーやイージーシュートミスもあったが、岸本がこの開幕戦を「別次元のステージ」と表現したように、10,000人から見られる注目度、開幕戦ということを含めれば、選手たちへのプレッシャーは計り知れないものだった。 だが次節以降は、その“歴史的な1日”を経験したことを強みに変え、より精度の高いバスケットを展開してくれるはずだ。 こうして新たなスタートを切った日本バスケット界。 そして各チームは60試合のシーズン、チャンピオンシップを経て決まる初代王者に向け、歩みを踏み出した。

(月刊バスケットボール編集部)

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