月刊バスケットボール5月号

NBA

2020.06.08

NBAのシーズン再開に向けて渡邊雄太がコメント「まずはプレーオフ進出を目指して」

 日本時間6月6日に中断していた2019-20シーズンの再開を正式に決定したNBA。下部リーグであるGリーグのシーズンは終了したものの、この決断は世界中のスポーツリーグにとって、大きなものとなったはずだ。

 

 そんな中、グリズリーズ、そしてGリーグのハッスルで活躍する渡邊雄太が所属事務所を通じてコメントを発表したので紹介する。

※コメントは原文のまま記載しています。

 

 この度、NBAから正式にシーズン再開の発表があり、非常に嬉しく思っております。

 シーズン中断から約3ヶ月が経ちましたが、チームトレーナーのアドバイスを基に室内トレーニングでも工夫しながら今できることに集中した甲斐もあり、同中断前よりも肉体的に改善できた部分も多くありました。

 再びファンの皆様の前でプレーができることを非常に楽しみにしておりますし、メンフィス・グリズリーズの一員としてまずはプレーオフ進出を目指して頑張っていきたいと思っておりますので、引き続き応援よろしくお願いします。

 

 渡邊のコメントのとおり、NBAが中断してから約3か月。トレーニング施設や体育館の使用もままならない中で、選手それぞれがコンディション維持、そして何よりもNBAが再開すると信じてモチベーションを維持してきた。

 

 特にレイカーズやバックスといった優勝を狙うチームはシーズン再開に向けて精力的に活動してきたはずで、渡邊が所属するグリズリーズなどの若手主体のチームもプレーオフ進出という経験を得るための準備を怠らなかっただろう。

 

 ジャ・モラントやジャレン・ジャクソンJr.、ディロン・ブルックスら有能な若手が多く所属するグリズリーズだけに、渡邊にとっても少しでもプレータイムを確保し、“自身もヤング・コアの一員である”ということを証明する必要がある。そのためにはまずはプレーオフ進出に貢献していきたいところだ。

 

(月刊バスケットボール)



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