【福井全中2016記者の目】準決勝の見どころ〜女子〜
福井全中は、本日の決勝トーナメント1、2回戦を経てベスト4進出チームが決まった。 女子は、豊野(埼玉)、長良(愛知)、二島(福岡)、京都精華学園(京都)の4チーム。そこで、ここでは明日の準決勝の対戦カードともに見所をお伝えする。 ■豊野−長良 177cmの⑱中澤、173cmの⑰倉持という絶対的な高さを持つ豊野。ここまでその高さを存分に生かした戦いで勝ち上がってきた。特に倉持は、高さだけでなく体が強く、パワフルなプレイでインサイドを制圧。この2人の高さは長良にとって脅威となるだろう。加えて、⑤坂齋、⑩山下らアウトサイド陣も思い切りの良いプレイを見せており、相手にとってはインサイドもアウトサイドも警戒しないといけない厄介なチームだ。 対する長良は、ここまで僅差の試合をものにしてきているチーム。172cm⑦大野、169cm⑥竹内、167cm④江坂の3人がインサイドプレイのみならず絶妙な合わせからのミドルシュートも放ち、ディフェンスからすれば的が絞りにくい布陣。また、ガードの⑩島田が2年生ながらハツラツとしたプレイで、決勝トーナメント2回戦(vs.陽南)でも攻防に渡って活躍。勢いに乗っているチームと言える。 ハイスコアになれば豊野に分がありそうだが、長良は巧みな試合運びで決勝トーナメント2回戦の陽南戦でロースコアの展開に持ち込んで勝利しており、どちらが先に主導権を握るかが注目となる。











